一、まもなく百年 くさのの麩。

煮ても焚いても”煮崩れせず” 含んだ出汁を”しっかり抱きかかえ” 口の中では”とけそでとけず” するりと喉ごし良く 一粒一粒しっかり味わっていただけるお麩です

下へ

二、くさの独自の塩梅。

草野の朝職人は均質かつ きめ細かい網目となるように 気温 水温 小麦粉の状態を見極め 水を打ち 練り 寝かせて生地をつくります   生地はまるで生きもののように 扱い方や時間の経過により 硬くなったり軟らかくなったり変化していきます    だからこそ職人は小麦たんぱくと日々向き合い 肌で感じ手で触れ 五感すべてで対話します くさのの麩づくりはここから始まります

下へ

三、丹念に焼き上げられたお麸。

しっかりと出汁を抱き とけそうでとけない食感に 決定的な影響を与えるのが小麦たんぱくです 職人花形は小麦たんぱくを手に取りその状態を肌で感じながら 昔ながらの製法で生地を傷めず丁寧に伸ばし ふっくらと釜で焼き上げます   きめ細やかな網目を均一に維持できるように それぞれの工程を手仕事で丹精込めて進めていきます   そうして出来上がるのが とけそうでとけない くさのの麸です

下へ